◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス第1日(25日、新潟・ヨネックスCC、6370ヤード=パー72) 両親が都内でラーメン店を営むツアー出場2戦目の14歳のアマチュア、永井花奈(品川区立伊藤学園中3年)が3バーディー、1ボギーの2アンダー70で回り、首位に1打差の3位スタートを決めた。品川区の「のりや食堂」の“看板娘”が、宮里藍(26)が持つ18歳101日の最年少優勝記録超えを目指す。3アンダー69をマークした青木瀬令奈(19)=フリー=と馬場ゆかり(29)=ビックカメラ=が首位に立った。
ラーメン店の14歳の一人娘がプロを押しのけ、リーダーボードを駆け上がった。「絶対に予選を通るぞ、と思って頑張りました」。永井のツアー挑戦は、80位で予選落ちした4月のスタジオアリス女子オープン以来2度目。初めて呼ばれた会見場で、無名のアマが初々しく喜びの言葉を紡いだ。
154センチと小柄。ドライバーの平均飛距離は220ヤードにとどまるが、曲げないショットが武器だ。この日もフェアウエーを外したのは1度だけ。中学生の頑張りにゴルフの女神もほほ笑んだ。前半の17番。残り123ヤードから9アイアンで打った第2打は安全策でグリーンセンターを狙ったが、左に切られたピンに寄り、OKバーディー。同じ品川区内のゴルフ練習場に通う同級生、キャディーの乗富(のりとみ)結さん(14)と手を取り合い喜んだ。
3月の石川遼カップで優勝し、今大会の出場資格をゲット。開幕前日まで静岡・富士小山GCで行われていた関東女子アマで2位に入り、乗り込んできた。一度、都内の自宅へ戻り、父・利明さん(44)の運転する車に乗り込み、新潟に到着したのは午後11時。強行日程も若さでねじ伏せた。利明さんは「車で来たかいがありました」と喜んだ。
この女子中学生は老後の人生設計まで口にする。将来の目標はもちろんプロ。「稼げるプロになりたいです」と無邪気に笑う。そして、その先は「稼いで稼いで、老後は海外で隠居生活を送りたい」。人がいない所でのんびりと過ごすのが夢だ。両親が都内で経営する「のりや食堂」の宣伝も忘れないしっかり者。「食べに来てください。よろしくお願いします」と笑顔で頭を下げた。
14歳345日での予選突破なら宮里藍の14歳356日を超える史上9番目の年少記録となる。さらには藍を大きく超える14歳346日でのツアー史上最年少優勝も見えてきた。「そんなの無理ですよ〜。でも、目指して頑張ります」。第2日は注目の最終組。どこまでも明るい“看板娘”が歴史を作る。
(この記事はゴルフ(スポーツ報知)から引用させて頂きました)
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